キョウキョウ NOVEL's

キョウキョウ著によるオリジナル小説を公開しています。

中編小説

第10話 貴族様

事情聴取は時間を掛けてしつこく続けられた。だが、襲われていた女性であるバーバラが精神的にも肉体的にも疲れがピークに達したのか、言葉少なくなってきた事に気づいた兵士が聴取を一旦中断して彼女を休ませる事にした。

第09話 事情聴取

「これは一体……」

第08話 後始末

数分後には、立ち向かってきた鎧の男たち全員が地面に倒れ伏していた。

第07話 厄介事

「どうやら、良い人を紹介してもらったようだ」 「そうみたいですね」

第06話 城門

目的地の近くにまで飛んできた俺達は、カイニーアの街が見える場所である近くにある山の中腹辺りに一度着陸していた。そして、着陸してすぐに俺はドラゴンの姿から人間に変化していた。そして、慣れない空の旅で疲れている様子のアルビナの横に並んで立って…

第05話 おでかけ

「あの、私はこれから一体どうすれば……」 街に行くことを決めた俺に向けてアルビナは、オロオロして落ち着かない様子のまま恐る恐ると尋ねてきた。

第04話 貢物の経緯

俺が、数日前に都市の周りを飛び回っていたドラゴンであるということを、アルビナと名乗る少女に明かした後。彼女は、俺が人間の姿で居ても実際はドラゴンであることを認識して、怖がられるようになってしまった。

第03話 ドレスを着た少女

気合を込めて巣作りという作業を進めている途中、突然やって来たのは見知らぬ人間達だった。作り始めたばかりの俺の巣にやって来たという事は、わざわざ山の中を探索してやって来たのだろうと考えつつ、せっかく来たのだからと対応してみることにした。

第02話 巣の基礎作り

巣を作る場所を決めた俺は、おおよそ一ヶ月ぐらいは睡眠も取らずに動き続けて、ドラゴンである能力を最大限に活用しながら、自分の前足だけを使ってモグラのように穴を掘ったり、口から火を吹いて掘った穴を熱した後に冷やして洞窟を作ったり、巣作りを順調…

第01話 巣の場所決め

何百年もの日々をグータラと過ごしてきた俺は、特に生きる目的も持たず、主だった行動もせず生活していた。そんなある日、母親であるセミラから尻を叩かれドラゴンとしての務めである巣作りを始めることを強制されたのだった。

プロローグ

「アイルトン! どこに居るの? アイルトン!」 「母さん、ここだよ」 薄暗い洞窟の中で寝そべっていた俺の耳に、甲高い女性の声が届いて聞こえたので、俺は地面に下ろしていた頭をのっしりと上げてから、声のした方向へと目を向ける。そうして、その女性の…

閑話3 逃げた男_元ルークの人格 後半

市場で捕まえた見知らぬ平民の男と入れ替わった最初のうちは天国のような生活だった。入れ替わった先の身体の能力は驚くほどに高くて、身体も痩せていて見た目も良かった。そして、貴族という柵は無くなり自由に生きていけるようになった。

閑話2 逃げた男_元ルークの人格 前半

転生した!

閑話1 マレット視点

ロートリンゲン家に新たな跡継ぎ様が誕生する! 初めてお付でお世話する人。私は赤ちゃんを覗き込みながら考える。ロートリンゲン家の旦那様のように、凛々しい目鼻立ちをしながら、奥様のように輝く金色の産毛が生えていて、赤ちゃん特有の可愛らしさがにじ…

第10話 それから(終)

国境付近に現れた謎の軍団は、隣国の軍隊だった。 混乱する王都。この国の王様は体調不良で表に出て来られず、王様の後継者である王子は乱心、そして貴族たちの離反。王国にとっては最悪の事態の連続であり、他国にとっては攻め入る絶好のチャンスだった。

第09話 見えてきた真実

王子とその婚約者とのいざこざによってパーティは中止された。元々は生徒会主催の本パーティー、生徒会長の王子が問題の中心に居るために中止はやむを得ない。多くの貴族たち、特に新入生は不満を露わにしながらも会場を後にした。

第08話 パーティーでの出来事

夜の月パーティー、夏の夜に行われる晩餐会の名前だ。 この催し物は入学してしばらく経過した下級生のために、在学中の上級生貴族との間の交流を趣旨とした食事をする会で、学園の行事の一つである。そして企画運営は例年より生徒会が行うことになっていて生…

第07話 ある女性

いつもの様に学園の訓練所で剣を振っていると、その訓練場へ向かって見覚えがある貴族の女性がやって来るのが見えた。彼女はふらふらと、目的地に向かっているという様子ではなく、何やら深刻な悩みを抱えているという顔をして向かうままに歩いているような…

第06話 学園

学園への入学は想定通りに完了した。

第05話 いくつかの問題

父親と話し合った俺は、彼の要求を飲むことにした。つまり、再びロートリンゲン家の後継者に就くということを引き受けた。まぁ、引き受けるまでにはしばらく悩んだのだが。

第04話 帰還の手紙

いつものように早朝の訓練を終えた後。朝食をとるために食堂へ向かうと、既に席に着いている母親が居た。彼女は何故か、ソワソワと落ち着きが無い様子だった。俺は視界に彼女を入れながら、すぐには声を掛けずに席に着く。

第03話 地方での生活

父親との会食から一週間後。特に大きな出来事もなく、凪な一週間を過ごしながら王都の屋敷からロートリンゲン領へ住み替えのための準備は完了した。と言っても、俺自身の荷物は何を持って行っていいかを判断できないため、侍女のマレットに全てを準備しても…

第02話 状況理解

目を覚ましてから数日間は、豪華な造りのベッドの上で寝たきりの生活を過ごした。少しでもベッドを抜けだそうとすると、侍女のマレットが直ぐに止めに来るからだ。

第01話 目覚めて

目を開けると、知らない場所に横たわって居た。いつの間にベッドの上で寝ていたのかと寝ぼけた頭で現状がどうなっているか把握しようとする。そして、だんだんと意識がしっかりとし、思考がクリアになっていく。

第10話 無事送還

「それでは、帰還魔法を行います。君たちは動かないようにじっとして、そこで立っていて下さい」

第09話 乾坤一擲

魔王と戦うのは僕の役目だと、兵士たちと勇者2人は後ろに下がらせて戦闘を始める。万が一にも、奴には逃げられないようにと事前に対策をしておく。

第08話 最終決戦

「え? もう到着したの?」

第07話 準備完了

世界各地で魔王による被害が出ていると報告を受けている。勇者を魔王のもとへ連れて行く、そしてトドメを刺させる。その準備を急がなければならない。

第06話 多事多端

僕は、もともとは日本が有った異世界から転移してきた元日本人だ。そういう訳だから、この世界に来た当初は自分が居た世界に帰りたいと思っていた。

第05話 泰然自若

「勇者が黙って城から出て行った?」

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